プレリリース版です。正式公開までは、公開済みのファイルも含めて内容が変わることがあります。
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出典: https://datamodels.jp/models/facility/Facility/ · 文章は CC BY 4.0

Facility ドラフト ​

施設

自治体がオープンデータの一覧で公開する施設 1 か所のデータです。自治体標準オープンデータセットの施設のデータセットに共通する項目(名称、所在地、位置、公開する自治体、運営する組織、連絡先、利用できる時間)を持ちます。GIF のコアデータモデル「施設」に対応します。AED や公衆トイレなどの施設の種類ごとに、そのデータセットだけの項目を足した下位の型があります。

種類エンティティ
型 IRIhttps://datamodels.jp/ns/facility/Facility
@contexthttps://datamodels.jp/context/facility/v1.jsonld
JSON Schema/schema/facility/Facility/v1.json
ライセンスCC0 1.0:ファイル(@context、JSON Schema、例)は条件なしで使えます

この @context と JSON Schema の URL は、常に互換性のある最新版を指します。
内容が変わらない URL はバージョンにあります。詳しくはURL とバージョンを見てください。

型と関係 ​

型と関係の図サブクラスaddresslocationcontactPointopeningHoursSpecificationサブクラスサブクラスContactPoint連絡先ほか 3 件の関係 →Geometryジオメトリほか 8 件の関係 →JapaneseAddress日本の住所ほか 6 件の関係 →OpeningHours利用できる時間ほか 3 件の関係 →AEDLocationAED の設置場所ほか 4 件の関係 →Facility施設MedicalInstitution医療機関ほか 4 件の関係 →PublicToilet公衆トイレほか 4 件の関係 →

値型として使うサブクラス他のサブジェクトほか N 件: その型のページに続きがある

属性 ​

属性説明値
name施設の名称
https://uri.etsi.org/ngsi-ld/name
Property, string
nameKana名称のカナ表記(全角カタカナ)
https://datamodels.jp/ns/disaster/nameKana
Property, string
nameEn名称の英語表記
https://datamodels.jp/ns/disaster/nameEn
Property, string
externalFacilityId自治体の一覧での ID(自治体とデータセットの中で一意)。localGovernmentCode と合わせると、全国で一意になります。
https://datamodels.jp/ns/facility/externalFacilityId
Property, string
localGovernmentCode一覧を公開する自治体の全国地方公共団体コード(検査数字を含む 6 桁)
https://datamodels.jp/ns/common/localGovernmentCode
Property, string
address所在地(JapaneseAddress)。その localGovernmentCode は所在地の自治体のもので、公開する自治体とは違うことがあります。
https://schema.org/address
Property, object: JapaneseAddress
location位置(点)
https://uri.etsi.org/ngsi-ld/location
GeoProperty (Geometry, Point)
operatorName施設を運営する組織の名称。AED のような設備では、設置した組織です(データセットの「団体名」「法人の名称」)。
https://datamodels.jp/ns/facility/operatorName
Property, string
corporateNumber施設を運営する組織、または設備を設置した組織の法人番号(国税庁、13 桁)
https://datamodels.jp/ns/facility/corporateNumber
Property, string
contactPoint連絡先(ContactPoint):電話番号、内線番号、FAX 番号、メールアドレス、問い合わせフォーム、そのほかの連絡手段、郵便番号
https://schema.org/contactPoint
Property, object: ContactPoint
openingHoursSpecification利用できる時間(OpeningHours):曜日、開始時刻、終了時刻、特記事項
https://schema.org/openingHoursSpecification
Property, object: OpeningHours
url施設についてのウェブページ
https://schema.org/url
Property, string (uri)
remarks備考
https://datamodels.jp/ns/facility/remarks
Property, string

* は必須の属性です。

このモデルを使う ​

  • データの検証とブローカーへの送り方は使い方にあります。

  • このモデルに独自の属性を足すときは、拡張ビルダーで @context と JSON Schema を作れます。

  • このモデルを拡張してツールキットのサイトで公開しているなら、サイトがサイトの一覧に載ると、このページにも載ります。サイトが無いときは、フォームで登録してください。ほかの組織が同じ名前を使えます(フォームの書き方)。

  • 特定のブローカーやツールにそのまま読み込めるファイルも、このモデルから作っています:アダプター

  • 本文に @context を書かずに送るときの Link ヘッダー:

    http
    Link: <https://datamodels.jp/context/facility/v1.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"

例 ​

例は架空のシナリオ(東京都千代田区の大雨対応)です。地名とコードは実在のものですが、出来事・人・チームは架空です。書き方は例の書き方にあります。

json
{
  "id": "urn:ngsi-ld:Facility:131016-131016F00001",
  "type": "Facility",
  "name": "千代田区役所",
  "nameKana": "チヨダクヤクショ",
  "externalFacilityId": "131016F00001",
  "localGovernmentCode": "131016",
  "address": {
    "addressCountry": "JP",
    "postalCode": "102-8688",
    "addressRegion": "東京都",
    "addressLocality": "千代田区",
    "machiaza": "九段南",
    "chome": "1",
    "banchi": "2",
    "go": "1",
    "residentialIndication": true,
    "localGovernmentCode": "131016",
    "abrMachiazaId": "0008001",
    "addressText": "東京都千代田区九段南1丁目2番1号"
  },
  "location": {
    "type": "Point",
    "coordinates": [
      139.75354,
      35.693947
    ]
  },
  "operatorName": "千代田区",
  "corporateNumber": "8000020131016",
  "contactPoint": {
    "telephone": "03-3264-2111",
    "otherChannels": "千代田区コールセンター 03-3264-3910(年中無休、8:00〜21:00)",
    "postalCode": "102-8688"
  },
  "openingHoursSpecification": {
    "dayOfWeek": [
      "Monday",
      "Tuesday",
      "Wednesday",
      "Thursday",
      "Friday"
    ],
    "opens": "08:30",
    "closes": "17:00",
    "description": "祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)を除く。一部の窓口は開庁時間が異なる。"
  },
  "url": "https://www.city.chiyoda.lg.jp/"
}

ファイル: example.json · example-normalized.jsonld · JSON-LD Playground で開く:属性ごとの IRI(展開形)が見られます。

改善の提案

属性が足りない、説明がおかしいと思ったら、Issue で知らせてください。新しい属性やモデルは提案フォームから提案できます。進め方は貢献するにあります。 ソースファイル(注記、対応表)は GitHub にあります。

参照している標準 ​

このモデルが対応している標準と、項目ごとの対応です。開くと対応表が見られます。

デジタル庁 GIF コアデータモデル「施設」13 項目中 8 項目が対応

GIF の施設は、基礎項目(ID、種別情報、名称とそのカナ・英字、通称、説明、施設住所、アクセス方法、駐車場有無、連絡先情報)と、実装データモデルで使う拡張項目(利用時間、料金、収容人数、アクセシビリティ情報など)を持つ。自治体標準オープンデータセットの施設のデータセットは、列ごとにこれを参照している。

このモデル対応先備考
externalFacilityIdID (id)GIF は施設を一意に識別する ID。データセットでは、自治体の中で一意の ID と全国地方公共団体コードの組み合わせ
name名称 (name)
nameKana名称(カナ) (nameKana)GIF では必須
nameEn名称(英字) (nameEn)
address施設住所 (facilityAddress)GIF の住所。JapaneseAddress の対応表 gif-address を参照
location施設住所 > 代表点の緯度、代表点の経度 (latitudeOfRepresentativePoint, longitudeOfRepresentativePoint)GIF の住所の拡張項目。データセットでは「緯度」「経度」の列
contactPoint連絡先情報 (contactPointInformation)GIF の連絡先。ContactPoint の対応表 gif-contact-point を参照
openingHoursSpecification利用可能曜日、開始時刻、終了時刻、利用可能日時説明 (availableDay, startTime, endTime, availabileDateTimeDescription)拡張項目。OpeningHours の対応表 gif-facility-hours を参照
localGovernmentCode対応なしGIF の施設には無い。データセットでは、データを公開する団体の全国地方公共団体コード
operatorName対応なしGIF の施設には運営者の項目が無い。GIF のコアデータモデル「法人」の商号または名称(tradeName)にあたる
corporateNumber対応なしGIF のコアデータモデル「法人」の法人番号(legalEntityNumber)にあたる
url対応なしGIF の施設の基礎項目には無い。データセットでは「URL」の列
remarks対応なしGIF の施設には無い。データセットでは「備考」の列

この標準のデータを変換するための対応表(YAML): gif-facility.yaml(説明は対応表)

この標準のライセンス: スキーマは CC BY 4.0、リポジトリは CC0 1.0

注記 ​

  • デジタル庁の自治体標準オープンデータセット、データ項目定義書 A(2026-08-01、2026-10-11 に確認、https://www.digital.go.jp/resources/open_data/municipal-standard-data-set-test )に基づいています。施設のデータセットは 8 つあります(01 公共施設、05 子育て施設、08 AED、09 介護サービス事業所、10 医療機関、11 観光施設、13 公衆トイレ、14 消防水利施設)。このモデルは、その 8 つに共通する列を持ちます。もう 1 つの基は、GIF のコアデータモデル「施設」(438_コアデータモデル_DMD.xlsx、2026-10-11 に確認)です。データセットは、列ごとに GIF の施設を参照しています。GIF との対応は mapping/gif-facility.yaml にあります。
  • 2026-10-11 に、#104 の提案どおりに追加しました。メンテナー(@dkastl)が、グループでの話し合いをせずに、Issue の提案をそのまま決定としました。決めたことは 4 つです。新しいサブジェクト facility を作ること。最初の範囲を、Facility、common の値型 ContactPoint と OpeningHours、下位の型 AEDLocation、PublicToilet、MedicalInstitution とすること。データセットごとに下位の型(x-subclass-of)を作ること。名前は英語にすること。
  • 必須なのは id と type だけです。14 消防水利施設には名称の列が無く、11 観光施設は、事業者が公開するときは全国地方公共団体コードの代わりに法人番号を書きます。下位の型は親の必須項目を必須のままにするので、親で必須にすると、これらのデータセットの型が作れなくなります。AEDLocation、PublicToilet、MedicalInstitution は、EvacuationSite と同じく name、localGovernmentCode、externalFacilityId を必須にしています。
  • 01 公共施設と 11 観光施設に共通するアクセシビリティの列(車椅子、スロープ、点字、盲導犬、字幕、筆談、優先駐車場、オストメイト対応トイレ、授乳室など)は、基本の型に入れていません。8 つのうち 2 つのデータセットにしか無く、最初の下位の型はどれも使いません。GIF もこれを施設の拡張項目として、別のコアデータモデル「アクセシビリティ」に分けています。PublicFacility や TouristFacility を作るときに、値型として加えます(基本の型への属性の追加は互換性を壊しません)。
  • 検討した上流(2026-10-11):Smart Data Models の PointOfInterest(dataModel.PointOfInterest)は、施設の種類を国際的な分類のコード(category)で表し、住所は schema.org の PostalAddress です。日本の住所と、データセットごとの列を表せないので、型は使っていません。schema.org の Place、CivicStructure、PublicToilet、MedicalOrganization、Hospital は、意味は近いものの、カタログの型は自分のスキーマを持つ必要があるため、型としては定め直しています。属性では、contactPoint、openingHoursSpecification、url に schema.org の語を使っています。
  • 属性の名前と IRI:name、nameKana、nameEn は EvacuationSite と同じ IRI です(nameKana と nameEn は disaster の名前空間)。同じ意味の語を二重に定めないためです。備考は remarks(facility の名前空間)にしました。01 と 11 は「説明」(description)と「備考」を別の列で持つので、NGSI-LD のコアの description は、後で「説明」に使えるように残しています(EvacuationSite は備考を description に入れています)。ID は、EvacuationSite の externalSiteId と同じ形の externalFacilityId です。schema.org の identifier は、どの識別子でも指せるので使っていません。
  • 入れていないもの:地方公共団体名(コードから分かる)、高度の種別と高度の値(階数、標高、地表高のどれか)、画像と画像のライセンス。EvacuationSite と同じく、必要とするシステムが出てくるまで入れません。