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Facility ドラフト
施設
自治体がオープンデータの一覧で公開する施設 1 か所のデータです。自治体標準オープンデータセットの施設のデータセットに共通する項目(名称、所在地、位置、公開する自治体、運営する組織、連絡先、利用できる時間)を持ちます。GIF のコアデータモデル「施設」に対応します。AED や公衆トイレなどの施設の種類ごとに、そのデータセットだけの項目を足した下位の型があります。
| 種類 | エンティティ |
| 型 IRI | https://datamodels.jp/ns/facility/Facility |
| @context | https://datamodels.jp/context/facility/v1.jsonld |
| JSON Schema | /schema/facility/Facility/v1.json |
| ライセンス | CC0 1.0:ファイル(@context、JSON Schema、例)は条件なしで使えます |
この @context と JSON Schema の URL は、常に互換性のある最新版を指します。
内容が変わらない URL はバージョンにあります。詳しくはURL とバージョンを見てください。
型と関係
値型として使うサブクラス他のサブジェクトほか N 件: その型のページに続きがある
属性
| 属性 | 説明 | 値 |
|---|---|---|
name | 施設の名称https://uri.etsi.org/ngsi-ld/name | Property, string |
nameKana | 名称のカナ表記(全角カタカナ)https://datamodels.jp/ns/disaster/nameKana | Property, string |
nameEn | 名称の英語表記https://datamodels.jp/ns/disaster/nameEn | Property, string |
externalFacilityId | 自治体の一覧での ID(自治体とデータセットの中で一意)。localGovernmentCode と合わせると、全国で一意になります。https://datamodels.jp/ns/facility/externalFacilityId | Property, string |
localGovernmentCode | 一覧を公開する自治体の全国地方公共団体コード(検査数字を含む 6 桁)https://datamodels.jp/ns/common/localGovernmentCode | Property, string |
address | 所在地(JapaneseAddress)。その localGovernmentCode は所在地の自治体のもので、公開する自治体とは違うことがあります。https://schema.org/address | Property, object: JapaneseAddress |
location | 位置(点)https://uri.etsi.org/ngsi-ld/location | GeoProperty (Geometry, Point) |
operatorName | 施設を運営する組織の名称。AED のような設備では、設置した組織です(データセットの「団体名」「法人の名称」)。https://datamodels.jp/ns/facility/operatorName | Property, string |
corporateNumber | 施設を運営する組織、または設備を設置した組織の法人番号(国税庁、13 桁)https://datamodels.jp/ns/facility/corporateNumber | Property, string |
contactPoint | 連絡先(ContactPoint):電話番号、内線番号、FAX 番号、メールアドレス、問い合わせフォーム、そのほかの連絡手段、郵便番号https://schema.org/contactPoint | Property, object: ContactPoint |
openingHoursSpecification | 利用できる時間(OpeningHours):曜日、開始時刻、終了時刻、特記事項https://schema.org/openingHoursSpecification | Property, object: OpeningHours |
url | 施設についてのウェブページhttps://schema.org/url | Property, string (uri) |
remarks | 備考https://datamodels.jp/ns/facility/remarks | Property, string |
* は必須の属性です。
このモデルを使う
データの検証とブローカーへの送り方は使い方にあります。
このモデルに独自の属性を足すときは、拡張ビルダーで @context と JSON Schema を作れます。
このモデルを拡張してツールキットのサイトで公開しているなら、サイトがサイトの一覧に載ると、このページにも載ります。サイトが無いときは、フォームで登録してください。ほかの組織が同じ名前を使えます(フォームの書き方)。
特定のブローカーやツールにそのまま読み込めるファイルも、このモデルから作っています:アダプター
本文に @context を書かずに送るときの Link ヘッダー:
httpLink: <https://datamodels.jp/context/facility/v1.jsonld>; rel="http://www.w3.org/ns/json-ld#context"; type="application/ld+json"
例
例は架空のシナリオ(東京都千代田区の大雨対応)です。地名とコードは実在のものですが、出来事・人・チームは架空です。書き方は例の書き方にあります。
json
{
"id": "urn:ngsi-ld:Facility:131016-131016F00001",
"type": "Facility",
"name": "千代田区役所",
"nameKana": "チヨダクヤクショ",
"externalFacilityId": "131016F00001",
"localGovernmentCode": "131016",
"address": {
"addressCountry": "JP",
"postalCode": "102-8688",
"addressRegion": "東京都",
"addressLocality": "千代田区",
"machiaza": "九段南",
"chome": "1",
"banchi": "2",
"go": "1",
"residentialIndication": true,
"localGovernmentCode": "131016",
"abrMachiazaId": "0008001",
"addressText": "東京都千代田区九段南1丁目2番1号"
},
"location": {
"type": "Point",
"coordinates": [
139.75354,
35.693947
]
},
"operatorName": "千代田区",
"corporateNumber": "8000020131016",
"contactPoint": {
"telephone": "03-3264-2111",
"otherChannels": "千代田区コールセンター 03-3264-3910(年中無休、8:00〜21:00)",
"postalCode": "102-8688"
},
"openingHoursSpecification": {
"dayOfWeek": [
"Monday",
"Tuesday",
"Wednesday",
"Thursday",
"Friday"
],
"opens": "08:30",
"closes": "17:00",
"description": "祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)を除く。一部の窓口は開庁時間が異なる。"
},
"url": "https://www.city.chiyoda.lg.jp/"
}ファイル: example.json · example-normalized.jsonld · JSON-LD Playground で開く:属性ごとの IRI(展開形)が見られます。
改善の提案
属性が足りない、説明がおかしいと思ったら、Issue で知らせてください。新しい属性やモデルは提案フォームから提案できます。進め方は貢献するにあります。 ソースファイル(注記、対応表)は GitHub にあります。
参照している標準
このモデルが対応している標準と、項目ごとの対応です。開くと対応表が見られます。
デジタル庁 GIF コアデータモデル「施設」
GIF の施設は、基礎項目(ID、種別情報、名称とそのカナ・英字、通称、説明、施設住所、アクセス方法、駐車場有無、連絡先情報)と、実装データモデルで使う拡張項目(利用時間、料金、収容人数、アクセシビリティ情報など)を持つ。自治体標準オープンデータセットの施設のデータセットは、列ごとにこれを参照している。
| このモデル | 対応先 | 備考 |
|---|---|---|
externalFacilityId | ID (id) | GIF は施設を一意に識別する ID。データセットでは、自治体の中で一意の ID と全国地方公共団体コードの組み合わせ |
name | 名称 (name) | |
nameKana | 名称(カナ) (nameKana) | GIF では必須 |
nameEn | 名称(英字) (nameEn) | |
address | 施設住所 (facilityAddress) | GIF の住所。JapaneseAddress の対応表 gif-address を参照 |
location | 施設住所 > 代表点の緯度、代表点の経度 (latitudeOfRepresentativePoint, longitudeOfRepresentativePoint) | GIF の住所の拡張項目。データセットでは「緯度」「経度」の列 |
contactPoint | 連絡先情報 (contactPointInformation) | GIF の連絡先。ContactPoint の対応表 gif-contact-point を参照 |
openingHoursSpecification | 利用可能曜日、開始時刻、終了時刻、利用可能日時説明 (availableDay, startTime, endTime, availabileDateTimeDescription) | 拡張項目。OpeningHours の対応表 gif-facility-hours を参照 |
localGovernmentCode | 対応なし | GIF の施設には無い。データセットでは、データを公開する団体の全国地方公共団体コード |
operatorName | 対応なし | GIF の施設には運営者の項目が無い。GIF のコアデータモデル「法人」の商号または名称(tradeName)にあたる |
corporateNumber | 対応なし | GIF のコアデータモデル「法人」の法人番号(legalEntityNumber)にあたる |
url | 対応なし | GIF の施設の基礎項目には無い。データセットでは「URL」の列 |
remarks | 対応なし | GIF の施設には無い。データセットでは「備考」の列 |
この標準のデータを変換するための対応表(YAML): gif-facility.yaml(説明は対応表)
この標準のライセンス: スキーマは CC BY 4.0、リポジトリは CC0 1.0
注記
- デジタル庁の自治体標準オープンデータセット、データ項目定義書 A(2026-08-01、2026-10-11 に確認、https://www.digital.go.jp/resources/open_data/municipal-standard-data-set-test )に基づいています。施設のデータセットは 8 つあります(01 公共施設、05 子育て施設、08 AED、09 介護サービス事業所、10 医療機関、11 観光施設、13 公衆トイレ、14 消防水利施設)。このモデルは、その 8 つに共通する列を持ちます。もう 1 つの基は、GIF のコアデータモデル「施設」(438_コアデータモデル_DMD.xlsx、2026-10-11 に確認)です。データセットは、列ごとに GIF の施設を参照しています。GIF との対応は mapping/gif-facility.yaml にあります。
- 2026-10-11 に、#104 の提案どおりに追加しました。メンテナー(@dkastl)が、グループでの話し合いをせずに、Issue の提案をそのまま決定としました。決めたことは 4 つです。新しいサブジェクト facility を作ること。最初の範囲を、Facility、common の値型 ContactPoint と OpeningHours、下位の型 AEDLocation、PublicToilet、MedicalInstitution とすること。データセットごとに下位の型(x-subclass-of)を作ること。名前は英語にすること。
- 必須なのは id と type だけです。14 消防水利施設には名称の列が無く、11 観光施設は、事業者が公開するときは全国地方公共団体コードの代わりに法人番号を書きます。下位の型は親の必須項目を必須のままにするので、親で必須にすると、これらのデータセットの型が作れなくなります。AEDLocation、PublicToilet、MedicalInstitution は、EvacuationSite と同じく name、localGovernmentCode、externalFacilityId を必須にしています。
- 01 公共施設と 11 観光施設に共通するアクセシビリティの列(車椅子、スロープ、点字、盲導犬、字幕、筆談、優先駐車場、オストメイト対応トイレ、授乳室など)は、基本の型に入れていません。8 つのうち 2 つのデータセットにしか無く、最初の下位の型はどれも使いません。GIF もこれを施設の拡張項目として、別のコアデータモデル「アクセシビリティ」に分けています。PublicFacility や TouristFacility を作るときに、値型として加えます(基本の型への属性の追加は互換性を壊しません)。
- 検討した上流(2026-10-11):Smart Data Models の PointOfInterest(dataModel.PointOfInterest)は、施設の種類を国際的な分類のコード(category)で表し、住所は schema.org の PostalAddress です。日本の住所と、データセットごとの列を表せないので、型は使っていません。schema.org の Place、CivicStructure、PublicToilet、MedicalOrganization、Hospital は、意味は近いものの、カタログの型は自分のスキーマを持つ必要があるため、型としては定め直しています。属性では、contactPoint、openingHoursSpecification、url に schema.org の語を使っています。
- 属性の名前と IRI:name、nameKana、nameEn は EvacuationSite と同じ IRI です(nameKana と nameEn は disaster の名前空間)。同じ意味の語を二重に定めないためです。備考は remarks(facility の名前空間)にしました。01 と 11 は「説明」(description)と「備考」を別の列で持つので、NGSI-LD のコアの description は、後で「説明」に使えるように残しています(EvacuationSite は備考を description に入れています)。ID は、EvacuationSite の externalSiteId と同じ形の externalFacilityId です。schema.org の identifier は、どの識別子でも指せるので使っていません。
- 入れていないもの:地方公共団体名(コードから分かる)、高度の種別と高度の値(階数、標高、地表高のどれか)、画像と画像のライセンス。EvacuationSite と同じく、必要とするシステムが出てくるまで入れません。